ネタバレ!ASKA福岡サンパレスライブレポ

ASKA PREMIUM SYMPHONIC CONCERT2018-THE PRIDE-12月19日福岡サンパレス ライブレポ


※ネタバレありまくりです!


※このレポは管理人の記憶で書いていますので、事実関係が前後していたり間違っていることがあると思います。いちファンとしての記録ですので、多めに見てください 💦ちなみに、もともとレポを書くつもりでの参加ではなかったため、曲順のわからないところなどはブログ書いてるみなさまのレポをみて参考にさせていただいた部分もあります。

 



待ちに待ったASKAのコンサート!と言いたいところだけど、今回はこれまでとは違った感覚でこの日を迎えました。今までならライブの日まで指折り数えて心待ちにしてたのに。信じられないくらい冷静な私とだんなさん(同行者)。
だって、ここ5年ほど本当に色々ありましたよね。
あんなに堂々とファンクラブを通して報道を否定されたらこっちは本気で信じちゃうじゃん!っていうのが私のASKAさんに対する正直な気持ちでした。
間違いを犯したのが許せないんじゃなくて、デモ音源CDまで無料で配って信じさせて事実無根と発表してから逮捕されるって、そりゃないよー!!
でも、私、ASKAという人の歌がほんとにほんとに好きなんです。心の自分にも見つけられないような場所にいつのまにか入り込んできてて、きゅうっと掴まれるような感覚になってします。どうしてこんな歌が作れるの??天才だーー!!と。


事件以降、どうしても好きな気持ちを捨てきれず抱えるしかないまま昔の曲を聴き直すと、いい曲だなほんとにすごい、と思った直後、もうこの人の歌をあの頃みたいな疑いない気持ちで聴くことはできないのかもしれない…そんな途方にくれるような寂しさが湧きおこり、そのまた次の瞬間には「…なにやってんだよASKA~~!! 」と、怒りに変わった悲しさをどこにぶつけたらいいのかわからずに悪態を吐く。(笑)
ああ、長かったなぁ。ここ(今日という日)まで5年くらいかかったのか(笑)、と感慨深く思いながらだんなさんとサンパレスへ向かう。
私たちはチャゲアスファンクラブで知り合って結婚した夫婦ですが、今までチャゲアス関連のコンサートに行ったことがなかったのです。付き合いはじめてしばらくして、ASKA逮捕されちゃったから。


ASKA復帰後初、夫婦で初めてになるコンサートがなんでシンフォニック???ライブ形式でわあわあ盛り上がりたかったよ~というグチもあったけれど、復帰なんだし、心の奥では期待している自分もいて。行かない、という結論は出せないよね!意外とそういう人もいるんじゃないだろうか。。。?と勝手に想像してみたり。


会場の入り口まで行くと、関係者入り口の方を見ながらだんなさんがこそっと「ASKAのお父さんがおるよ!」と耳打ち。前に見た雰囲気よりも柔らかい佇まいの、やさしそうで明るいおじいさん、という感じ。ああ~、お父様のためにも、絶対ぜったいがんばれASKA!!!!!と祈るような想いが込み上げてきました。


ポスターの前と、大きなパネルの前で記念撮影 😆
そしてグッズ販売の列へ!!待っている間やこの後にも思ったのですが、コンサートスタッフの方々がみなさん率先してしっかり役割をこなそうと、様々な事案に感じよく即座に対応している場面にいくつか遭遇できました。こういうのってきもちいいですよね🍀(具体的には。。。ながくなるので省略!(笑))
こういう「現場」で働く人に感動できると、コンサートの質も底上げされるように思いました。スタッフさんがいてくれるからこそ、ASKAさんのコンサートを観にくることができる。なんだか嬉しくなりました。ありがとうございます!


あっ、グッズですが、我が家はパンフレットとアロマオイル(大空)を夫婦で選んで買いました。アロマ大好き人間なのでほんと嬉しい(ほんとはみっつともほしかった(笑))。公演後に、made inASKAも買っちゃいました✨
夫婦になっちゃったら、グッズは二人でひとつでよくなった(笑)私たちにはありがたいけど、なんかごめんね、ASKAさん(笑)


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さて、やっとコンサートはじまりますよぉー!
澤近さん、九州交響楽団、そして藤原いくろうさんがステージへ。
ASKAさんはまだこない。
演奏が始まります。


1.On your Mark(オーケストラ)


そしてASKAさんの登場。曲の前にもう水筒からなんか飲む。はやっ。観客、拍手と笑い。


2.熱風


高い音の時に顔を上に向け、少し声が出にくそう。アレンジは最高!声が良いときに聴きたかった。


3.Man and Woman


サビで声が出ないから曲に集中できなくて、不安になってくる。あれ?あれ?ASKAさん声がやばい。。。!!風邪??


4.I'm busy


このあたり、声をほんとに心配していたのか記憶になく、後からセットリストを調べて「あ、この曲うたってたのか」と知るほどでした
※補足⚠️
↑そう思ってたのですが、ほかの地域では歌われてたのにどうも福岡では歌わなかったらしいです。どうりでまったく記憶にないわけだよ。。。。⚠️
このあたりで日頃ネットでチェックしているだんなさんから、この前のコンサートあたりから調子よくないらしい、と情報が届きました(笑)
時々はさんでくれるMCの声はASKAさんじゃないみたいにめちゃくちゃ聞き取りやすくて(笑)、話はいつもみたいに面白くて笑う場面がたくさんありました。

 


5.はじまりはいつも雨
        ううう。。。。 (*T^T)
6.同じ時代を
        どうかどうかかみさま…(-人-;) 
7.迷宮のReplicant
        のどを。。。。!!!!(・c_・`) 
8.しゃぼん
        おねがいかみさまーーー!(;TДT)

 


声が出なくてASKAさん、身体を上下左右斜めにめちゃくちゃ動かしながら歌う。曲の途中、昔の不調での再演を思い出していました。あのときとは違う感じだけど、もしかすると再演になった時より調子悪い。。。?(さすがに今回は再演はしないだろうと思ってはいた。)
今日はもうこのまま声は戻らないのかも、と諦めてきたころ、ASKAさんが急にトイレの話。
「トイレ休憩があったら嬉しい?」みたいな話から始まったと思う。男はいいんだよ、でも女性はさ、並ぶじゃない?こんなこといったらまた変なことに(マスコミとかのことかな?)なりかねないけど…いや、俺は見てないけど、見た人の話をきいたところによると、さ。一列目のお客さんたちに、ひとりひとり「休憩どうですか?いる?」って聞いてて、ASKAさんかわいかった。
そして、いちばん前の人たちうらやましいいいいい 🤤


聞かれた人たちはみんな休憩要らない、って答えてて、
ASKA「あれっそうなんですか…ご当地によって違うんですね、いや、他県ではね、休憩いる~!って喜んでた人もいて…じゃっ、きゅうけい 」…と、突然袖にASKAさんたちは消えて行く。20分休憩のアナウンスが入った。
ASKAさんが言う通り、女性のトイレはめちゃくちゃ混んだので私は行かなかった(笑)

 


第二部
ASKAさんステージへ。


9.FUKUOKA


声、すこし復活したみたい。
このへんから私はやっと歌に集中し始めました(笑)
はっきり覚えてないけど、ASKAさん、こんな気持ちでこの場所でこの歌を歌えて「幸せです」と言ってた。

 


10.未来の人よ
11.修羅を行く

 


最近作った曲の方がASKAは歌いやすそうだなとおもった。


YouTubeで少ししか聞いてなかった、配信曲。修羅かっこよかったなぁ。今から配信を追いかけなきゃ💦配信曲がすべて入ったアルバム出てくれたらいちばんなのに。

 


12.MIDNIGHT 2 CALL


私の好きなASKAさんが戻ってきた。。。!!
♪動かせないまま いたんだ~の、止まるところ!今日のは特によかった。ぞくぞくっとする一瞬の間に柔らかく追いかけてくるオーケストラ。ASKAさんの不調に聞こえていたかすれ声が、艶っぽく、いい感じのかすれに変化してきた。

 


13.君が愛を語れ
これすごく好きな曲。その時の心の在り様によっては聴くと涙が出てくる。
今回は、とても高揚したふくらんだきもちで聴けました。

 


14.月が近づけば少しはましだろう


思い返してみたら、このころにはまったく声を気にしてる記憶がありません。
どんどん会場が『飛鳥列車』(名称の苦情は受け付けませぬ)に乗せられて運ばれていく~ってかんじ。まあるく円を描いて、会場がひとつに。ほんとしあわせやー

 


15.YAHYAHYAH


今回はシンフォニック。個人的にチェロとかビオラとかとても好きで、シンフォニックで聴けるのは嬉しいし素敵…なのですが、残念なことがただひとつ。


立ち上がりたい曲の時もおとなしく座ってなきゃいけない感じかすること。なのに、さすがASKAさん。イントロ流れ出したら、全員総立ち!!!
ザシューーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やっぱり立ちたいよね、ライブだもん!!!✨


16.PRIDE


「PRIDEという曲があります。あの、♪私は今~~♪ってやつね。」でお客さん爆笑。
「あれが出たときがっかりした。。。俺のが先なのに 」拗ねてるASKAさん💝


ASKAさんがよく言ってる言葉。「シングルよりアルバムのなかこそ名曲がたくさんあると思ってる」。私も本当にそうだと思う。
わたしの生きてきた中で、寄り添ってくれたり引き上げてくれたり、パワーをくれたり泣かせてくれたのは、アルバムの曲ばっかりだから。


PRIDEは男性にとくに人気のある曲で、しかもシングルじゃないのに世に出回って浸透してチャゲアス人気曲一位に、ASKAソロでもPRIDEが上がってくる。それは、僕の勲章なんです、
ASKAが言ったとき、急に涙が出そうになった。待っててよかった。私もがんばる。心からそう思えたから。


ASKAさん「これで(歌い)終わりました~~(ぱちぱち)」
(その場にいた方しかわからない雰囲気かもしれないけど、ここおもしろかったんですよ😁 )


ASKAさん、一旦ステージから捌けるけど、アンコールの拍手ですぐに出てきてくれる。バレリーナのような動きで(笑)。


「思いがけないアンコールだったのですが。。。」と言いつつ、「YAHYAHYAH歌ったらもうあれしかないよね」で、アンコールスタート!!!

 


~アンコール~
17.SAY YES

 


♪余計なものなどないよね
 すべてが僕と君との~♪?…♪…????
(お客さんザワァ。。。。。)
ASKA「ごめんまちがえた」
会場、ドッと笑いが起こる。指笛があちこちから聞こえ、みんな大笑い。コンサートで大声でASKAーー!とか言ったことない(らしい)だんなさんが、「いいぞーーーーーーっ、ASKAーーーーーーっっ!!!!」と叫んでました(笑)。


そして、仕切り直し、やり直し!!


歌ってすごいなあと思うのはこんなとき。たとえばひとつのプロポーズを切り取ったような風景で作られた幸せな歌(ASKAさんがそんなつもりなかったらごめんなさい)が、人に浸透してゆき、時が流れて歌う人も聴く人も年を重ねて行くなかで、ふたりの愛だけじゃない、たくさんの人々を包み込む大きな愛の歌になっていると感じるとき。遠くの誰かの幸せを願うことができる、穏やかに大きな呼吸をして、風を感じる日々をすごせること。ASKAさん、おかえりなさい。帰ってきてくれてありがとう。


18.今がいちばんいい


ノリ方がわからなかったりしたけど、結局みんな立ち上がって大盛り上がり!!
ほんとだよ、今がいちばんいい!いつもそう思える自分でいたい!


私は一階席のいちばん後ろだったのですが、まわりの席の方々もおそらく私たちと同じくらいの年齢かな?という感じの男性二人組や女性二人組が多かったです。
みんなASKA好きなんだな、待ってたんだな、と感じるような、あたたかい空間でした。
全体の客層は幅広く、ロウニャクナンニョ、いろんな人たちがASKAを好きなんだな、と心がほっこりしました。

 


ここからはMCの書きなぐり!どのタイミングで話したか定かではないのでまとめて書きます。
もう少し続きます、長くてごめんなさい


⭕はじまりはいつも雨はCMのタイアップとして依頼された曲なんですよ。15秒だけでいいからつくってくださいって。…15秒なんて…ねぇ。ヽ(´A`)ノつくりましたよ、一曲!ヒット曲って、曲が1人歩きするっていうけど、まさにそんな現象だった。

 

⭕迷宮のReplicant、当時どんどん街中で聴いたり見たりすることが増えた。なんでかなと思ってたら、「幽霊の声が入ってる」っていう噂が流れてたからだったんだよ!そんなことで有名になりたいんじゃないっつーの!♪ぼ~くが~し~んだら~♪のあとに「僕が死んだら…」って幽霊が言ってる。。。。って、それ俺が歌ってるから!!


⭕僕はずっとラッキーが続いてきたから今ここにいることができてる。コンプライアンスの問題で、東京のスタジオはどこも場所を貸すことができないと断られた。途方に暮れていたときに、福岡のスタジオが声をかけてくれた。…ごめん、福岡のこと、頭になかった。いいアーティストたくさん出てるし質のいいスタジオたくさんあるのにね。
今回のコンサートは、ビルボードラシックスが声をかけてくれたから実現した。

 

⭕FUKUOKAを歌う前あたりで、お父さんの話も。自衛官だったお父さんの言葉。「戦争は何があっても絶対にしちゃいけない」。重く受け止めてます。結構前、小さい頃から、『僕はどこから来たんだろう、どこにいくんだろう』っていう感覚があった。(ほんとはもっと話したそうなASKAさん)でもこういう話すると変態扱いされるからやめる☆

でも、君が愛を語れを歌う前に、先人たちの言葉を受け継ぐことを思ってこの曲を作った、ということを言ってました。

 

⭕アルバム「kicks」。「…あれ不評だったんだよ」で大笑い。こんなのASKAじゃない!といわれていたそう。発売当時私は高校生くらいかな?kicks、めっちゃ好きなアルバムでしたけど???だってなんだかロックでダークでかっこよかったよ!でもあのアルバムでいちばん好きなのは「馬を下りた王様」(笑)

 

⭕いくろうさんは、8月2日からずっとこのコンサートの譜面を書いてた。(全部の楽器のぶんの!! )


⭕最後の方で、ASKAさん、喉の不調のこともいってました。心配かけないように配慮してくれてる感じで。声帯に傷が入ってかさぶたみたいになってて、治る前にまた歌っちゃうからこうなっちゃって…みたいなことを。でも気力でいけたコンサートになったと思うって。ほんと、そのとおりだよ!

 

 

 

 

そして。。。すごいこと言ってました!!
2020年になる年。。。やくおくどーむでなにかがおこるかも?!?!
叶いますように!絶対行きます!!

 

 

 

最後は会場一体となった大きな拍手につつまれる。ASKAさんは手をふりながらステージを降りていき、澤近さん、いくろうさん、小野さん、九州交響楽団のみなさんも次々に退場。。。。とくにオーケストラのみなさんに、観客からの拍手が大きくなったように聞こえました。ASKAさんを支えてくれる人たちに感謝の気持ちが溢れていました。


…と思ったら


ふたたび観客がざわつく。
ASKAさんがもどってきたーーー!!!
「みなさん帰ってますね。。。汗」←こんな感じのことを言ってました(笑)
「みなさんほんとうに今日はありがとう、待っててくれてありがとう!」
もう何回目かわからない大歓声!!!!!
ほんとうれしかった!

ASKAの待たせたねー!は、最後の最後でこんな形で聞けましたよ😁

 

 


今回、復帰としてのコンサートツアー。
感動で溢れた素晴らしい一夜でした。
でも、いつもだったら絶対泣くであろう私なのに、うるっときただけで泣きませんでした(笑)
なんか、楽しくて楽しくて!
事件後にASKAさんを見るのは初めてではないからというのもあるのかも。
実は、1年半前の東京で行われた「未来の勲章」のMV撮影のとき、300人にの中にだんなさんが当選してくれて、一緒に参加してきたんですよ 😆
あのときASKAさんの肩に一瞬触れちゃいました (///∇///)
なので、あれが私のなかでのASKAさん復帰!!だったので、今回はとても楽しく笑顔で参加できたんだと思います(最初ははらはらしたけどね(笑))。

 

 

 

 


おわりに!
最初の※に書いたように、間違っているところがあったらごめんなさい。


レポを書こうと思ったときから、ASKAさんの事件後から溜まりにたまった、ずーっとくすぶってた感情がやっと言葉や形やなにかにできそうだという感覚がありました。誰かに読んでほしい訳でもなかったのに、なぜかコンサートが終わる頃にはレポとして、記憶の限りできるだけ詳しく記録をしよう。それを読んでくれる人がいてもいいかもしれない。そう思いました。読み返してみると他にもあんなこと言ってたな、こんなこともあったな、とさらに書きたいことがどんどん思い出されているのですが、とりあえずここで終わりにします。
この5年くらいの間、みんなほんとがんばったよね。つらかったし、一人で泣いた人もたくさんいたと思います。でも、帰ってきてくれましたね、私たちのASKAさん!!!


声の不調がありながらもこんなに感動させてくれたし、シンフォニックなのにとっても盛り上がったし!!こんなコンサートは今までにない特別なもの。記録がASKAさんに、応援として届いても素敵だな。ASKAさん、これからもついていきます!


長くお付き合いいただいてありがとうございました😆💕✨